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2011-08-23

ドーム2階つくり4~7日目(2階の床延長)

先の作業から2週間ぶりに富士山へ。2,3日滞在の予定が4日に。

先日ほぼ2階が完成した、と思った途端、また欲がでて、もう少し床面積を広くしたくなった。孫たちとテントを張って寝るためだ。前回、孫と遊びをかねて出来立ての2階で寝たとき、暖かい空気が上がってくるせいか、とても暖かく快適だった。パティオを立てる以前、使っていた4畳半くらいのドームテントにとっては、このままの2階では狭すぎるのだ。

というわけで、床延長作業を始める。思いついたときすぐさま実行に移せるのが自作(DIY)のいいところ。反面、またしても作業がなかなか終息しそうにない。2階作りは面白い。エンドレスになりそうな気配。




















先ず、2x4材2本束ねて柱を立てる(下の写真で向こう側)。2本の間に梁をはさむ方式の柱(自宅東屋に多用)。梁のもう一方の柱(写真こちら側)には、太めの2x6材を用いる。応急的にネジを立て、そのネジの上に2x8の梁をそっと載せる(落ちないように紐で縛ると安全)。梁が水平になるように、同時に梁に渡した延長用垂木も水平になるように、水準器で調節。(位置が確定した後に、梁の下からも2x8の梁で受け、柱の倒れ防止も兼ねる)。






梁の水平が決まったら、それを真下からしっかり受ける柱(2x4)を追加する予定(ネジ止めだけでは心もとないので)。



次に、既に完成の床の梁から2x4の垂木を数本渡す。




(余談)
2階作りは意外と簡単だなぁと気づく。この調子ではどんどん2階を拡張できそうだ。細い渡り廊下をつけて、パティオの上やらあちこちに、遊びの2階広場を作ったり。すでに孫からは、自分用の部屋(2階の広場?)をお願い、と注文が出ている。自分の寿命との相談だ。


思えばドーム内に2階を作るのに、どのくらいの間 あれこれ悩んできたことだろう。むつかしく考えすぎて、なかなか着手できず、つい最近までドームの真ん中に陣取っていたあの大きな「架台」を取りはずせなかった。2階作りにはそのまま架台を残しておいたほうが作業が楽かなととか思ってのこと。架台とドームの壁のあちこちに紐を結んだりして2階の形状を考えたり、ドーム壁への取り付け方法などについてあれこれ悩んだものだ。一時は、ティンバーライン社のドームと同様、特殊な取り付け金具を自作することも考えたり。でもこれら全てが無駄になった。書きおいたメモもアイデアもいざとなるとすっかり忘れてしまい役に立たない。それより思い立ったらとにかく易しいところからまずはスタートすることが大切だ、とまたしても悟る。

やってみるとほとんどのことが意外と簡単である。今回の2階つくりは延べ数日で出来た。今まで10何年間も何をしていたの?と家内に言われそうだ。むつかしく考えて2階の作業から逃げ、地階作り(部屋や倉庫つくり、洗面トイレ風呂場作りなど)ばかりに月日を費やしてきたように思う。ドーム内の造作こそ早く取り掛かるべきだった。

部屋作りの手抜き手段として用いた既製のパティオ2張りも、DIYで部屋割りしたほうがよかったかもしれないとまで思える。それほど、ドーム内の造作は簡単だ。(余談、おわり)




さて話を元に戻して、次に、延長した床の垂木の上に、これも店でカットしてもらった合板を並べネジ止め、2階床が完成。

このところ、できるだけ木材カットは購入店でやってもらうことにしている(今は近くのクロガネ屋)。自分の車に積みやすいし、あとの作業が組立作業だけなので楽しい。それに自分でカットするより、寸法が正確だ。

ただし、正確な寸法や数量を決めてから頼まないといけないので、ズボラには少々面倒だ。勘違いして材料が無駄になることもままある。要は決して慌ててカットを頼まないで、作業の進み具合を見て、次の材料のカットの準備ができてから、小出しに買出しに行きその時カットも依頼することだ。こうすることで余分な材料を買わなくてよいので、無駄がなくてよい。

久しぶりに床材のベニヤ材(あるいは塗装済コンパネ)を買いに行ったら、8割ほど値上がり(3月の東北大地震の影響か?)。



なので、安価なポプラ合板(13x900x1800mm、980円)を見つけそれにする。初めて使う材料だが、表面が綺麗、軽いのがいい(軽さも今の歳となっては重要な要素)。

ベニヤに比べちょっと弱そうだが、問題があれば補強すればよいだけ。合板同士の合せ線が垂木の上にあるならOKだが、垂木の上でないところはちょっと凹む感じだ。垂木の間隔を通常の300mmでなく、450mmにしたのも問題だった(垂木はやはりケチってはいけない)。




延長部の床張りも合板を並べてネジ止めし完了、最後に延長床部の手すりの組立。

手すりもすでに店でカットした材の組み合わせだけなので、楽勝だ。当て木を左右2本入れて、中桟の位置を決め、ネジ止めしていくと作業が正確で早い。

短い部材(上中下3本の横桟に入れる縦棧)は現物合わせで寸法を取り、何度もドームの外に出たり入ったりして、丸鋸でカット。できるだけ今までに出た端材を利用、使い切るためだ。なお、材料はできるだけ早く使い切ったほうが良い。長期間置いておくと汚れカンナがけが必要になるし、なにしろ邪魔だ。ベニヤなどはカビが生えたりする)。

手すりの組立作業は電動ドライバーの音だけで比較的静かなので、今回は時間がないこともあり、夜間作業に回した。もっとも、ここは山の中なのであまり人はいないけれど、一応別荘地なので・・。




シャワーを浴びてもう寝よう。布製パティオの中は快適だ。
2つのパティオの間にできた空間は狭いが、居心地の良い空間にできそうだ。

今回滞在の4日目の朝~。

写真のランプは前夜の作業のためとり付けてみた。10年以上前にアメリカ西海岸で買ったもの。ようやく出番が出てきたというわけ(もう一つは玄関表に)。

アメリカには当時からなんでも有りの超大型のHome Depotがあり、行くたびに、あちこちレンタカーでまわり、ドーム用にいろんなものを買ってくるのが楽しみのひとつだった。ランプや、洒落た水道栓、シーリングファン、ノコギリ、暖炉、暖炉のシェード、大型ジャグジーなどなど。日本より格段に安せいか、12Ftコンテナで家一軒分の資材を買って帰る人もいるという。今でこそ日本にも大型ホームセンターがあちこち出来ているが、アメリカの店の品の種類と在庫量は桁違いだ。ドアや窓、シャワー室など、何でもありだ。それに安すぎる~!。




最後に、欄干に落下防止用ロープを張る。横棧に木ネジをうち、上下の棧に一筆書きのごとく、互い違いにロープを掛けていく。結果、写真のような菱形になった。

これで小さい子供も落ちないだろう・・多分。小さい子って、わざわざ狭い隙間からでもすり抜けようとするんだよね。自宅裏庭のツリーハウスでそういうことがあった。



一応、2階完成~

写真集の中にあるように、上からの眺めも壮観だが、下からの眺めもまた壮観だ。

2階に上がると、あれだけ到達不可能に思えた遥か彼方の天井シーリングファンも、手が届きそうな位置にある。これでやっと取り付け忘れた電球も補充できるし、ファンの回転方向も変えられる。

今回の作業中に撮った写真(スライド)はココ














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ドーム2階4~7日目(これ以外の写真は←をクリック) 

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